libnutは、以下の場所にあったようなのですが、Downloadのページがありません。
http://www.nut-container.org/
2011/12/19 追記
libnutがあったURLは、すっかり別のページなっていて、以前の跡形もありませんでした。
svnがあれば、以下のように、ソースファイルを拾えます。
svn co svn://svn.mplayerhq.hu/nut/src/trunk nut
最新版は、リビジョン675です。
どこかにソースファイルを置いていないか探してみたのですが、見つからなかったので、こちらに置いておきます。
libnut-675.tar.bz2
libnut-675.tar.bz2を、適当なディレクトリに保存します。
MSYSで、ファイルを保存したディレクトリに移動し、
$ tar xjf libnut-675.tar.bz2
$ cd libnut-675
libnut/demuxer.cの16行目、ftelloをftello64に変更します。
修正前) return ftello(priv);
修正後) return ftello64(priv);
2011/12/19 追記
または、上記の修正用のパッチを適用してください。
$ patch -p1 < libnut-675-mingw.diff
以上の修正が終わったら、
$ make CC=gcc
$ make PREFIX=/mingw install
以上で終了です。
【補足】
2011/12/19 追記
デフォルトのCFLAGSは、
CFLAGS="-Os -fomit-frame-pointer -g -Wall -D_LARGEFILE_SOURCE -D_FILE_OFFSET_BITS=64"
となっているので、最適化レベルの「-Os」などを変更したり、デバッグシンボルを付けずにmakeする場合は、
$ make CC=gcc CFLAGS="-O2 -fomit-frame-pointer -Wall -D_LARGEFILE_SOURCE -D_FILE_OFFSET_BITS=64"
などどします。
2011/12/21 追記
ffmpegのconfigureで「--enable-libnut」とした場合、「--disable-muxer=nut --disable-demuxer=nut」を追加して、内部のNUT muxer/demuxerを無効にしてlibnutだけにした方が良いかもしれません。
libnutを有効にすると、内部のNUT muxer/demuxerを無効にしてもしなくても、make fate(動作確認)した時に、「TEST seek-lavf_nut」でエラーになります。
いろいろ面倒なので、当サイトで配布しているffmpegは、libnutを有効にしておりません。
【更新履歴】を見る
2008年08月17日
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661と662でソースは何も変わっていなかったので、しばらく放置していました。
gcc4.3.3から4.4.0にアップデートしたついでに、libnutもアップデートしました。