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2010年06月21日

Pthreadsのコンパイル＆インストール

Pthreadsは、以下の場所にあります。
http://sourceware.org/pthreads-win32/

2012/05/27 追記
pthreads-w32-2-9-1-release がリリースされました。

Download
ftp://sourceware.org/pub/pthreads-win32
より、
pthreads-w32-2-9-1-release.tar.gz
を、適当なディレクトリに保存します。

または、CVSからダウンロードする場合は以下の通りです。
$ cvs -d :pserver:anoncvs@sourceware.org:/cvs/pthreads-win32 login
(Logging in to anoncvs@sourceware.org)
CVS password:

ここで、
anoncvs
と入力します。

その後、
$ cvs -d :pserver:anoncvs@sourceware.org:/cvs/pthreads-win32 checkout pthreads

MSYSで、ファイルを保存したディレクトリに移動し、
$ tar xzf pthreads-w32-2-9-1-release.tar.gz
$ cd pthreads-w32-2-9-1-release

ここで、discussion listに上がっていた、64 bit Windows関連のパッチを適用します。
~~pthreads-w64.diff~~

2013/04/22 追記
パッチを更新しました。
pthreads-20130422.diff

$ patch -p1 < pthreads-20130422.diff

パッチを適用したら、
$ make clean GC-static
$ cp libpthreadGC2.a /mingw/lib/libpthread.a
$ cp pthread.h sched.h semaphore.h /mingw/include/.

libpthreadGC2.aは、ファイル名をlibpthread.aに変更して、コピーするのがミソです。
ヘッダファイル3つも、忘れずにコピーして下さい。

以上で終了です。

【補足】
この記事のautostaticパッチはCVSにマージされましたので、パッチは不要になりました。
http://sourceware.org/ml/pthreads-win32/2010/msg00006.html

2010/12/11 追記
CVSでダウンロードできるソースのうち、
tests/cancel3.c
は、TortoiseCVSなどのWindows用CVSクライアントでcheckoutすると、改行コードにCRLFが2個(^M^M)付いてしまう場合があり、パッチを適用できなくなることがあります。

MSYSのコマンドラインでCVSを実行するか、Windows用CVSクライアントでも「Unix形式の改行コードを使用する」設定にすれば問題ありません。

当サイトに置いているソースコードは、改行コードを修正しています。

2011/03/03 追記
2011/03/02現在、上記の改行コードの問題は修正されています。

【更新履歴】を見る

posted by あべちん at 19:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | FFmpeg追加ライブラリ

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