2010年07月17日

GMPのコンパイル&インストール

GMPは、以下の場所にあります。
最新版は、こちらでチェックしてください。
http://gmplib.org/

トップページ右端の「Page contents: 」の「Download」から、
Download the latest release of GMP の下にある、
gmp-6.1.2.tar.bz2
を、適当なディレクトリに保存します。

MSYSで、ファイルを保存したディレクトリに移動し、
$ tar xjf gmp-6.1.2.tar.bz2
$ cd gmp-6.1.2
$ ./configure --build=i686-mingw32 --prefix=/mingw --enable-cxx
$ make
$ make install

以上で終了です。


【補足】
2011/04/19 追記
configureオプションに、
--build=i686-mingw32
を追加すると、GCCのCFLAGSに
-mtune=pentiumpro -march=pentiumpro
が指定されます。
pentiumpro は i686 と同じ意味です。

--build=i686-mingw32
が無い場合は、コンパイルしているPCのCPUを判別して、
-mtune=k8 -march=k8
など、そのアーキテクチャに特化した値になります。

その他、
--build=pentium4-mingw32 とすると、-mtune=pentium4 -march=pentium4
--build=core2-mingw32 とすると、-mtune=core2 -march=core2
--build=athlon64-mingw32 とすると、-mtune=k8 -march=k8
などということもできます。

【更新履歴】を見る
posted by あべちん at 13:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | GCC追加ライブラリ
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