2011年08月06日

libvpxのコンパイル&インストール v0.9.7以降 pthreads

libvpxは、以下の場所にあります。
The WebM project
http://www.webmproject.org/

メニューのCodeより、
http://www.webmproject.org/code/

WebM Repositories
と書いてある少し上にある、
snapshots
のリンクからたどっていくと、
http://code.google.com/p/webm/downloads/list

ここに、libvpxのソースコードや、WebM(VP8)動画再生用のDirectShowフィルタなどがあります。

最新のソースコードは、gitでダウンロードできます。
$ git clone git://review.webmproject.org/libvpx.git

2011/10/12 追記
ソースコードの入手場所を変更しました。
$ git clone http://git.chromium.org/webm/libvpx.git

ブラウザでアクセスする場合は、こちらから。
http://git.chromium.org/gitweb/?p=webm/libvpx.git


snapshotsにあるソースコード
libvpx-v0.9.7-p1.tar.bz2
でも問題ありませんが、当サイトの更新に合わせて、ソースコードも置いておきます。
libvpx-v0.9.7-4.tar.bz2

2012/01/20 追記
ソースコードをアップデートしました。
libvpx-v0.9.7-p1-283.tar.bz2

MSYSで、ファイルを保存したディレクトリに移動し、
$ tar xjf libvpx-v0.9.7-p1-283.tar.bz2
$ cd libvpx

MinGW環境のlibvpxで、pthreadを使用するためのパッチを適用します。
libvpx-v0.9.7-20110806.diff

$ patch -p1 < libvpx-v0.9.7-20110806.diff

その後、
$ CFLAGS="-fno-tree-vectorize" ./configure --prefix=/mingw --target=x86-win32-gcc --cpu=i686 --disable-examples
$ make
$ make install

以上で終了です。


【補足】
試しに、--cpu=athlon64 でコンパイルしたら、FFmpegがクラッシュしてエンコードできなかったのですが、gccのオプションに、
-fno-tree-vectorize
を追加したらクラッシュしなくなりました。

--cpu=i686 だと必要ないのですが、念のため追加することにしました。

2012/01/29 追記
v1.0.0になったのを機に書き直しました。
w32threadsとpthreadsのコンパイル手順は、patch以外は同じなので、一つの記事にまとめました。
libvpxのコンパイル&インストール (v1.0.0以降)


【更新履歴】を見る
posted by あべちん at 13:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | FFmpeg追加ライブラリ
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