libassのインストールには、fontconfigとFriBidiライブラリが必要ですので、先にインストールしておいてください。
fontconfigのコンパイル&インストールFriBidiのコンパイル&インストールlibassは、以下の場所にあります。
Portable ASS/SSA subtitle renderer
http://code.google.com/p/libass/左のメニュー
Featured
Downloads の、
Show all ≫ から、以下のページに進みます。
http://code.google.com/p/libass/downloads/listここから、
libass-0.10.2.tar.gz
を、適当なディレクトリに保存します。2014/02/24 追記ソースコードのダウンロード先が変わりました。
Get itSee Github releases for the latest release ...
と書いてあるリンクから、Releasesページに進みます。
https://github.com/libass/libass/releasesDownloads から、
libass-0.13.6.tar.gz
のリンクをクリックして、ソースコードをダウンロードします。
MSYSで、ファイルを保存したディレクトリに移動し、
$ tar xzf libass-0.13.6.tar.gz
$ cd libass-0.13.6
$ ./configure --prefix=/mingw --disable-shared
$ make
$ make install
以上で終了です。
【補足】
拡張子が.xzのファイルは、GNU tar 1.22以降で解凍できます。
GNU tar 1.22以降がインストールされている場合、
libass-0.13.6.tar.xz
でも良いです。
解凍は、大文字の「J」を付けて、
$ tar xJf libass-0.13.6.tar.xz
となります。
【更新履歴】を見る
2012/10/17 追記
libassの最新版は、libass-0.10.1です。
libass-0.10.0 を libass-0.10.1 に修正しました。
2013/10/16 追記
libassの最新版は、libass-0.10.2です。
libass-0.10.1 を libass-0.10.2 に修正しました。
2013/10/16 追記
configureオプションに「--disable-shared」を追加しました。
$ ./configure --prefix=/mingw
$ ./configure --prefix=/mingw --disable-shared
2014/02/24 追記
libassの最新版は、libass-0.11.1です。
libass-0.10.2 を libass-0.11.1 に修正しました。
2014/02/24 追記
ソースコードのダウンロード先が変わりました。
Get it
See Github releases for the latest release ...
と書いてあるリンクから、Releasesページに進みます。
https://github.com/libass/libass/releases
「libass-0.11.1.tar.gz」のボタンをクリックして、ソースコードをダウンロードします。
2014/04/28 追記
libassの最新版は、libass-0.11.2です。
libass-0.11.1 を libass-0.11.2 に修正しました。
2015/01/21 追記
libassの最新版は、libass-0.12.1です。
libass-0.11.2 を libass-0.12.1 に修正しました。
2015/05/28 追記
libassの最新版は、libass-0.12.2です。
libass-0.12.1 を libass-0.12.2 に修正しました。
2015/10/09 追記
libassの最新版は、libass-0.13.0です。
libass-0.12.2 を libass-0.13.0 に修正しました。
2015/12/31 追記
libassの最新版は、libass-0.13.1です。
libass-0.13.0 を libass-0.13.1 に修正しました。
2015/12/31 追記
libassの最新版は、libass-0.13.2です。
libass-0.13.1 を libass-0.13.2 に修正しました。
2016/09/29 追記
libassの最新版は、libass-0.13.3です。
libass-0.13.2 を libass-0.13.3 に修正しました。
説明文を修正しました。
「libass-0.13.2.tar.gz」のボタンをクリックして、ソースコードをダウンロードします。
Downloads から、
libass-0.13.3.tar.gz
のリンクをクリックして、ソースコードをダウンロードします。
2016/10/20 追記
libassの最新版は、libass-0.13.4です。
libass-0.13.3 を libass-0.13.4 に修正しました。
2017/01/06 追記
libassの最新版は、libass-0.13.6です。
libass-0.13.4 を libass-0.13.6 に修正しました。
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しかし、
ffmpegのmake最終で以下のerrorが・・・
http://pastebin.com/bTRF6M1Y
気になるのが、fontconfigインストール時のerror
http://pastebin.com/dJZndhqH
↑インストールテストなので--prefix="/local/x86/lib"にしてますが、
本インストール時の--prefix="/mingw/i686-pc-mingw32"でも同じerrorです。
fontconfig-2.8.0以外errorも無くインストールできたのですが...。
pkg-config_0.26-1_win32 (インストール済)
libiconv-1.13.1 (以前にインストール済)
freetype-2.4.8 (以前にインストール済)
expat-2.0.1 (今回、初インストール成功)
fribidi-0.19.2 (今回、初インストール成功)
libass-0.10.0 (今回、初インストール成功)
なぜだろう???
あべちんさんのffmpeg-20111206.diffを拝見し、
enabled libass && require libass ass/ass.h ass_library_init -lass -lfribidi -lfontconfig -lexpat -liconv
を付けてみたのですが、付けても付けなくても結果は同じでした。
ffmpegのLD時のエラーは、configureを実行した後のconfig.makのEXTRALIBSで、-lfreetypeが-lassの前(左側)に来てしまうのが原因です。
-lfreetypeは-lassの後ろに無いと、関数が参照できずにエラーになってしまいます。
ということで、パッチで「enabled libass」を「enabled libfreetype」の後に移動しています。
分かりづらいですね!
すみません。
とりあえず、エラーが出る状態のconfig.makの-lfreetypeだけ、-liconvの後ろあたりに移動してmakeしてみてください。
fontconfigのinstall時のエラーは、fontconfigとlibiconvのsharedライブラリを有効にしたら出なくなりました。
お試しください。
長々お付き合いしていただきありがとう御座いました。
まさかconfig.makのEXTRALIBSの順番でerrorが出るとは思いもしませんでした。
良い経験&勉強になりました。
ありがとうございます。
上手く行ってよかったです。
以前、何かの時に、ライブラリの順番が原因のエラーではまったことがあったので、今回も気が付きました。
こちらこそ、間違いなど指摘していただいて、とても助かっています。
ありがとうございました。