2012年04月25日

MinGW-w64 for win32 のインストール

MinGW-w64は、MinGWのmingwrtとw32apiの代わりになる、ライブラリとヘッダファイルです。

MinGW-w64には、Windows DDKやDirectX SDKも入っているので、オリジナルのMinGW環境よりも便利です。


64bit(x64)版と32bit(x86)版がありますが、32bit(x86)版を、MinGW環境に上書きして使う手順を説明します。


MinGW-w64は、以下の場所にあります。
http://mingw-w64.sourceforge.net/

左メニューの「WIN32 Downloads」より、
http://sourceforge.net/projects/mingw-w64/files/Toolchains%20targetting%20Win32/

Personal Builds → sezero_4.5_20111101 とリンクをたどって、
sezero_20111101-w32-update-v1.0.10.zip
を、ダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを解凍すると、
i686-w64-mingw32
というディレクトリの下に、
include
lib
libsrc
というディレクトリがありますので、3つのディレクトリごと、MinGW環境に上書きコピーします。
通常、MinGW環境は「C:\MinGW\」にあります。

次に、ダウンロードしたファイルを解凍すると出てくるファイル、
ddk_headers.zip
を解凍します。

「ddk_headers.zip」を解凍すると、
ddk_test
というディレクトリの下に、
include
というディレクトリがありますので、includeディレクトリごと、MinGW環境に上書きコピーします。

これで、オリジナルのMinGW環境と変わりなく、GCCが使えるようになります。


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posted by あべちん at 06:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | MinGW & MSYS
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