2012年07月22日

libcacaのコンパイル&インストール

libcacaは、動画のピクセルを、文字に変換して出力するライブラリです。

libcacaは、以下の場所にあります
Caca Labs
http://caca.zoy.org/wiki/libcaca

DOWNLOAD より、
libcaca-0.99.beta19.tar.gz
を、適当なディレクトリに保存します。

dllimport、dllexport関係でエラーになるので、以下のパッチを適用します。
libcaca-0.99-mingw.diff

2014/05/17 追記
パッチを更新しました。
libcaca-0.99.beta19-mingw.diff

MSYSで、ファイルを保存したディレクトリに移動し、
$ tar xzf libcaca-0.99.beta19.tar.gz
$ cd libcaca-0.99.beta19
$ patch -p1 < libcaca-0.99.beta19-mingw.diff
$ ./configure --prefix=/mingw --disable-cxx --disable-python
$ make
$ make install

以上で終了です。


make installで、以下のようなメッセージが出て失敗する場合があります。

ln -sf libcaca.la /mingw/lib/libcucul.la
ln: creating symbolic link `/mingw/lib/libcucul.la' to `libcaca.la': No such file or directory

その場合、「-k」を付けて、エラーでストップしないようにインストールしてから、もう一度インストールし直してみてください。

$ make -k install
$ make install

2014/05/24 追記
make installのエラーは、libcaca-0.99.beta19で修正されたようです。


【使い方】
「test.flv」という動画をlibcaca入りのFFmpegで出力する場合、Windowsのコマンドプロンプトで、以下のように実行します。
音声は出力できません。

ffmpeg -i test.flv -vcodec rawvideo -pix_fmt rgb24 -window_size 80x25 -f caca -


【補足】
パッチの内容は、以下の通りです。
・caca/caca.h
・caca/caca0.h
 __MINGW32__ の場合「__declspec(dllimport)」「__declspec(dllexport)」が付かないように修正。


【更新履歴】を見る
posted by あべちん at 10:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | FFmpeg追加ライブラリ
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