2013年11月04日

FFmpeg rev.57857 ダウンロード

FFmpeg最新版(2013/11/03現在)、rev.57857(73e7d8f)のWindows用バイナリを置いておきます。

ffmpeg_bin-57857.zip
ffmpeg_bin_pentium4-57857.zip (Pentium4最適化版)
ffmpeg_bin_core2-57857.zip (Core2最適化版)
ffmpeg_bin_athlon64-57857.zip (Athlon64最適化版)
ffmpeg_bin_phenom-57857.zip (Phenom最適化版)

ffplay_bin-57857.zip

以下のライブラリをアップデートしました。
libbluray-0.4.0
libcdio-0.90-g1e7b27a
vid.stab-0.961-g6130e37
polarssl-1.2.10
rtmpdump-2.4-20131007
libvpx-v1.2.0-4943-g152181b
wavpack-4.70.0
x264 rev.2377
xvidcore-1.4.0-127-r2066
fontconfig-2.11.0
libass-0.10.2
※libcdio-0.90はクラッシュするのでgit版にしてみましたが、クラッシュはしなくなったものの、CDのデータを読み込んでくれません。

その他、今回より、自前ビルドの
gcc-4.8.2
binutils-2.23.2
mingw-w64-v3.0.0-r6332
で、全部コンパイルし直しました。


バイナリはどれを使っても大丈夫だと思いますが、SSE2に対応していないCPU(Duron、Sempronの一部、Pentium3など)をお使いの方は、最適化無し版を使ってみてください。

最適化無し版でもエラーが出る場合は、サポート外とします。

2013/11/04 追記
今回より、最適化無し版のconfigureオプションに「--enable-memalign-hack」を追加しました。
これにより、Windows2000でも使えるようになるらしいです。


zipファイルを解凍すると、ffmpeg.exeが出てきますので、携帯動画変換君のcoresフォルダに置くなり、単体で使うなりしてください。

携帯動画変換君のffmpeg.exeとは、オプションの互換性がありませんので、上書きする際はご注意ください。

FFmpegのコンパイルは、以下の記事を参考にしてください。
FFmpegのコンパイル (2012/07/22) w32threads


コンパイル環境:MinGW gcc-4.8.2
binutils-2.23.2
mingw-w64-v3.0.0-r6332

各ライブラリのバージョンは、以下の通りです。
nasm-2.10.09
yasm-1.2.0
zlib-1.2.8
bzip2-1.0.6
libbluray-0.4.0
libcaca-0.99.beta18
libcdio-0.90-g1e7b27a
libcdio-paranoia-10.2+0.90+1
gsm-1.0.13
libmodplug-0.8.8.4
lame-3.99.5
openjpeg-1.5.1
opus-1.0.3
opencore-amr-0.1.3
vid.stab-0.961-g6130e37
vo-aacenc-0.1.3
vo-amrwbenc-0.1.3
polarssl-1.2.10
rtmpdump-2.4-20131007 PolarSSL版
libogg-1.3.1
aoTuV Beta6.03 (libvorbis-1.3.3パッチ)
libtheora-1.1.1
speex-1.2rc1
twolame-0.3.13
libsoxr-0.1.1
libvpx-v1.2.0-4943-g152181b
wavpack-4.70.0
x264 rev.2377 (make fprofiled)
xvidcore-1.4.0-127-r2066
libiconv-1.14
freetype-2.5.0.1
expat-2.1.0
fontconfig-2.11.0
fribidi-0.19.5
libass-0.10.2
SDL-1.2.15

最適化オプションは、以下のようにしています。

最適化無し版
--extra-cflags="-march=i686 -mtune=generic" --enable-memalign-hack

Pentium4最適化版
--extra-cflags="-mtune=pentium4 -mfpmath=sse -msse" --cpu=pentium4

Core2最適化版
--extra-cflags="-mtune=core2 -mfpmath=sse -msse" --cpu=i686

Athlon64最適化版
--extra-cflags="-mtune=athlon64 -mfpmath=sse -msse" --cpu=i686

Phenom最適化版
--extra-cflags="-mtune=amdfam10 -mfpmath=sse -msse" --cpu=i686

configureオプションは以下の通りです。

$ ./configure --enable-gpl --enable-version3 --enable-avisynth --enable-fontconfig --enable-libass --enable-libbluray --enable-libcaca --enable-libcdio --enable-libfreetype --enable-libgsm --enable-libmodplug --enable-libmp3lame --enable-libopencore-amrnb --enable-libopencore-amrwb --enable-libopenjpeg --enable-libopus --enable-librtmp --enable-libsoxr --enable-libspeex --enable-libtheora --enable-libtwolame --enable-libvidstab --enable-libvo-aacenc --enable-libvo-amrwbenc --enable-libvorbis --enable-libvpx --enable-libwavpack --enable-libx264 --enable-libxvid --disable-outdev=sdl --disable-ffprobe --disable-ffserver --enable-w32threads --extra-ldflags=-static --extra-cflags="-mtune=athlon64 -mfpmath=sse -msse" --optflags="-O2 -finline-functions"

※--extra-cflagsは、最適化の種類により異なります。
posted by あべちん at 09:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | FFmpegダウンロード
この記事へのコメント
いつもお世話になっております

報告です。
avidemux2.6.6で本バージョンのffmpegで作成したmp4ファイルを結合すると、結合点からやはり腐った動画になってしまいます。
古いバージョンのffmpegでavidemux2.4で起こっていた現象と同じです。
日々、x264の結果も変化していっているようです。

というわけで、自分はまたもとのffmpeg46392に戻しましたorz
Posted by KANAAN-PEPO at 2013年11月12日 21:37
KANAAN-PEPOさん、こんにちは。管理人です。

ご報告ありがとうございます。

x264も変化してますが、ffmpegも変化してますので、古いx264+最新のffmpegとか、ビルドしてみればいいのかもしれませんね。

そのうち時間があるときに試してみるかもしれません。
Posted by あべちん at 2013年11月16日 15:08
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