当サイトのFFmpeg rev.60677から、x265動画のエンコードに対応しました。
x265は、H.264の後継と言われている、H.265/HEVCのエンコードライブラリです。
参考までに、携帯動画変換君で使う場合の、Transcoding.ini のサンプルを載せておきます。
x265に対応したffmpeg.exeを、携帯動画変換君のcoresフォルダにコピーしてお使いください。
映像は1Mbps 1280x720サイズ、音声はNero AAC 192kbps 48kHz、動画フォーマットはmatroskaです。
ビットレートや画面サイズなどは、お好みで変更してください。
動画フォーマットは、今のところmatroskaのみ指定できるようです。
2014/03/21 追記
当サイトで配布しているffmpeg rev.61665から、動画フォーマットはmatroskaの他、mp4も指定できるようになっています。
サンプルの、出力動画ファイルのフォーマットと拡張子をmp4に変更しました。
2014/02/25 追記
TemporaryFileの削除コマンドを入れ忘れていたので、追加しました。
Title=【動画】x265 + Nero AAC 720p 30fps
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -vn -acodec pcm_s16le -ac 2 -ar 48000 "<%TemporaryFile%>.wav""
Command1=""<%AppPath%>\cores\neroAacEnc" -if "<%TemporaryFile%>.wav" -lc -br 192000 -of "<%TemporaryFile%>.aac""
Command2=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%TemporaryFile%>.aac" -i "<%InputFile%>" -acodec copy -vcodec libx265 -preset medium -tune ssim -x265-params "me=2" -s 1280x720 -aspect 16:9 -r 29.97 -sws_flags lanczos+print_info -b 1M -bt 1M -f mp4 -threads 3 "<%OutputFile%>.mp4""
Command3="rm "<%TemporaryFile%>.wav""
Command4="rm "<%TemporaryFile%>.aac""
FFmpeg内蔵のAACエンコーダを使う場合は、以下のようになります。
Title=【動画】x265 + 内蔵AAC(experimental) 720p 30fps
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -vcodec libx265 -preset medium -tune ssim -x265-params "me=2" -s 1280x720 -aspect 16:9 -r 29.97 -sws_flags lanczos+print_info -b 1M -bt 1M -acodec aac -strict experimental -ab 192k -ac 2 -ar 48000 -f mp4 -threads 3 "<%OutputFile%>.mp4""
今のところ、libx265関連で指定できるオプションは、
-preset
-tune
-x265-params
です。
-x265-params を使えば、libx265のオプションをすべて使用できます。
-x265-params "me=2:rc-lookahead=20"
などのように、libx265のオプションを指定できます。
2014/03/21 追記
SSEなど、どれが有効になるかはCPUを自動判別しているのですが、asmというオプションが追加され、手動で指定できるようになっています。
-x265-params "asm=SSE2,SlowCTZ"
など、有効にしたいものをコンマで区切ります。
CPUが対応していないものを指定すると、エラーになります。
何が指定できるかは、ソースコード「cpu.cpp」を参照してください。
https://bitbucket.org/multicoreware/x265/src/fe3fcd9838c02fb65fed8638a13dea9f06f8a9be/source/common/cpu.cpp?at=default
オプションについての説明は、x265のダウンロードページ
https://bitbucket.org/multicoreware/x265/downloads
ここから、
x265 Evaluators Guide Feb 12 2014.pdf
x265 Evaluators Guide March 16 2014.pdf
をダウンロードして、参照してください。
いろいろお試しください。
ビットレートや画面サイズなどは、お好みで変更してください。
動画フォーマットは、今のところmatroskaのみ指定できるようです。
2014/03/21 追記
当サイトで配布しているffmpeg rev.61665から、動画フォーマットはmatroskaの他、mp4も指定できるようになっています。
サンプルの、出力動画ファイルのフォーマットと拡張子をmp4に変更しました。
2014/02/25 追記
TemporaryFileの削除コマンドを入れ忘れていたので、追加しました。
Title=【動画】x265 + Nero AAC 720p 30fps
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -vn -acodec pcm_s16le -ac 2 -ar 48000 "<%TemporaryFile%>.wav""
Command1=""<%AppPath%>\cores\neroAacEnc" -if "<%TemporaryFile%>.wav" -lc -br 192000 -of "<%TemporaryFile%>.aac""
Command2=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%TemporaryFile%>.aac" -i "<%InputFile%>" -acodec copy -vcodec libx265 -preset medium -tune ssim -x265-params "me=2" -s 1280x720 -aspect 16:9 -r 29.97 -sws_flags lanczos+print_info -b 1M -bt 1M -f mp4 -threads 3 "<%OutputFile%>.mp4""
Command3="rm "<%TemporaryFile%>.wav""
Command4="rm "<%TemporaryFile%>.aac""
FFmpeg内蔵のAACエンコーダを使う場合は、以下のようになります。
Title=【動画】x265 + 内蔵AAC(experimental) 720p 30fps
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -vcodec libx265 -preset medium -tune ssim -x265-params "me=2" -s 1280x720 -aspect 16:9 -r 29.97 -sws_flags lanczos+print_info -b 1M -bt 1M -acodec aac -strict experimental -ab 192k -ac 2 -ar 48000 -f mp4 -threads 3 "<%OutputFile%>.mp4""
今のところ、libx265関連で指定できるオプションは、
-preset
-tune
-x265-params
です。
-x265-params を使えば、libx265のオプションをすべて使用できます。
-x265-params "me=2:rc-lookahead=20"
などのように、libx265のオプションを指定できます。
2014/03/21 追記
SSEなど、どれが有効になるかはCPUを自動判別しているのですが、asmというオプションが追加され、手動で指定できるようになっています。
-x265-params "asm=SSE2,SlowCTZ"
など、有効にしたいものをコンマで区切ります。
CPUが対応していないものを指定すると、エラーになります。
何が指定できるかは、ソースコード「cpu.cpp」を参照してください。
https://bitbucket.org/multicoreware/x265/src/fe3fcd9838c02fb65fed8638a13dea9f06f8a9be/source/common/cpu.cpp?at=default
オプションについての説明は、x265のダウンロードページ
https://bitbucket.org/multicoreware/x265/downloads
ここから、
x265 Evaluators Guide March 16 2014.pdf
をダウンロードして、参照してください。
いろいろお試しください。