2014年07月19日
GCC 4.9のビルド
GCC 4.9のビルド手順です。
1. MinGW環境について
GCCを自前でビルドしようという意気込みの方は、MinGW環境もすでにあるという前提で、細かい説明は省略します。
MinGW環境については、こちらもお読みいただくと参考になると思います。
MinGW環境のアップデート (2013/10/14)
MSYS環境のアップデート (2011/04/12)
MinGWのmingwrtとw32apiの代わりに、MinGW-w64を使います。
MinGW環境に、MinGW-w64を上書きインストールします。
MinGW-w64 for win32 のインストール
MinGW-w64も自分でビルドする場合は、こちらの記事も参考にしてください。
MinGW-w64のビルド (v3.1.0以降)
GCC 4.9のビルド手順は、gcc-4.8.1、mingw-w64-v3.1.0、winpthreadsの組み合わせで確認しました。
2014/10/31 追記
mingw-w64の最新版は、mingw-w64-v3.3.0 です。
追加で、FlexとTexinfoをインストールします。
インストール済みの場合は、あらためてインストールする必要はありません。
以下のファイルを、
C:\msys\1.0\
に、解凍します。
MinGWとMSYSを mingw-get-setup.exe などでインストールした場合、MSYSの場所は、
C:\MinGW\msys\1.0\
になっているかもしれませんので、以下、読み替えてください。
・flex-2.5.35-2
http://sourceforge.net/projects/mingw/files/MSYS/Extension/flex/flex-2.5.35-2/
flex-2.5.35-2-msys-1.0.13-bin.tar.lzma
・texinfo-4.13a-2
http://sourceforge.net/projects/mingw/files/MSYS/Base/texinfo/texinfo-4.13a-2/
texinfo-4.13a-2-msys-1.0.13-bin.tar.lzma
・regex-1.20090805-2
http://sourceforge.net/projects/mingw/files/MSYS/Base/regex/regex-1.20090805-2/
libregex-1.20090805-2-msys-1.0.13-dll-1.tar.lzma
Git for Windowsがインストール済みで、MSYSから使用できるようにパスを通していると、GCCのconfigureの時にGit for Windowsのbisonが応答しなくなって、固まる場合があります。
その場合は、MSYSにbisonをインストールしてください。
・bison-2.4.2-1
http://sourceforge.net/projects/mingw/files/MSYS/Extension/bison/bison-2.4.2-1/
bison-2.4.2-1-msys-1.0.13-bin.tar.lzma
2013年06月05日
GCC 4.8のビルド
GCC 4.8のビルド手順です。
1. MinGW環境について
GCCを自前でビルドしようという意気込みの方は、MinGW環境もすでにあるという前提で、細かい説明は省略します。
MinGW環境については、こちらもお読みいただくと参考になると思います。
MinGW環境のアップデート (2013/10/14)
MSYS環境のアップデート (2011/04/12)
MinGWのmingwrtとw32apiの代わりに、MinGW-w64を使います。
MinGW環境に、MinGW-w64を上書きインストールします。
MinGW-w64 for win32 のインストール
2014/05/25 追記
MinGW-w64も自分でビルドする場合は、こちらの記事も参考にしてください。
MinGW-w64のビルド (v3.1.0以降)
GCC 4.8のビルド手順は、gcc-4.7.2、MinGW-w64、winpthreadsの組み合わせで確認しました。
2013/10/14 追記
現在は、MinGW公式でgcc-4.8.1がリリースされています。
追加で、FlexとTexinfoをインストールします。
インストール済みの場合は、あらためてインストールする必要はありません。
以下のファイルを、
C:\msys\1.0\
に、解凍します。
MinGWとMSYSを mingw-get-inst-20120426.exe などでインストールした場合、MSYSの場所は、
C:\MinGW\msys\1.0\
になっているかもしれませんので、以下、読み替えてください。
・flex-2.5.35-2
http://sourceforge.net/projects/mingw/files/MSYS/Extension/flex/flex-2.5.35-2/
flex-2.5.35-2-msys-1.0.13-bin.tar.lzma
・texinfo-4.13a-2
http://sourceforge.net/projects/mingw/files/MSYS/Base/texinfo/texinfo-4.13a-2/
texinfo-4.13a-2-msys-1.0.13-bin.tar.lzma
・regex-1.20090805-2
http://sourceforge.net/projects/mingw/files/MSYS/Base/regex/regex-1.20090805-2/
libregex-1.20090805-2-msys-1.0.13-dll-1.tar.lzma
Git for Windowsがインストール済みで、MSYSから使用できるようにパスを通していると、GCCのconfigureの時にGit for Windowsのbisonが応答しなくなって、固まる場合があります。
その場合は、MSYSにbisonをインストールしてください。
・bison-2.4.2-1
http://sourceforge.net/projects/mingw/files/MSYS/Extension/bison/bison-2.4.2-1/
bison-2.4.2-1-msys-1.0.13-bin.tar.lzma