2016年06月15日
islのコンパイル&インストール
GCCを自前でビルドしたい方向けの情報です。
興味のない方は読み飛ばしてください。
GCC 4.9.xまでは、CLooGとislをセットでインストールする必要がありましたが、GCC 5以降、CLooGは不要になりました。
先に、GMPをインストールしておいてください。
islは、以下の場所にあります。
http://isl.gforge.inria.fr/
下の方にある、
isl-0.17.1.tar.bz2
を、適当なディレクトリに保存します。
MSYSで、ファイルを保存したディレクトリに移動し、
$ tar xjf isl-0.17.1.tar.bz2
$ cd isl-0.17.1
$ ./configure --prefix=/mingw --with-gcc-arch=i686
$ make
$ make install
以上で終了です。
2012年10月25日
libiconv-1.14にlibiconv-1.13用のパッチを適用してみました
libiconv-1.14にlibiconv-1.13用のパッチを適用してみました。
説明が不要な方は、【パッチの適用手順】からどうぞ。
libiconv-1.13.1には、こちらの「libiconv パッチ集」日本語エンコーディング全般の一括パッチ
http://www2d.biglobe.ne.jp/~msyk/software/libiconv-patch.html
libiconv-1.13-ja-1.patch.gz
を使わせていただいています。
libiconv-1.14がリリースされてからだいぶ経ちましたが、こちらのページでは、パッチは更新されていません。
検索すると、libiconv-1.14用のパッチは、現在こちらのものを利用されている方が多いようです。
libiconv-1.14 日本語パッチ
http://apolloron.org/software/libiconv-1.14-ja/
2011年03月30日
CLooGのコンパイル&インストール
GCCを自前でビルドしたい方向けの情報です。
興味のない方は読み飛ばしてください。
先に、GMPをインストールしておいてください。
CLooGは、以下の場所にあります。
http://www.cloog.org/
メニューの[Download]をクリックし、
Latest Sources
CLooG 0.18.4: official and recommended isl-based version (updated: July 27th, 2015).
より、
cloog-0.18.4.tar.gz
を、適当なディレクトリに保存します。
2013/12/31 追記
islの最新版は、以下の場所にあります。
http://isl.gforge.inria.fr/
下の方にある、
isl-0.14.1.tar.bz2
を、適当なディレクトリに保存します。
CLooGに同封されているislのソースコードに、上書きコピーします。
2016/04/02 追記
GCC 4.9.x、または、それ以前のGCCをビルドする場合は、cloog-0.18.4に同封されているisl-0.15以降のバージョンに対応していないため、isl-0.14.1をダウンロードして上書きしてください。
MSYSで、ファイルを保存したディレクトリに移動し、
$ tar xzf cloog-0.18.4.tar.gz
$ tar xjf isl-0.14.1.tar.bz2
$ cp -rp isl-0.14.1/* cloog-0.18.4/isl/.
$ cd cloog-0.18.4
$ ./configure --prefix=/mingw --with-gcc-arch=i686
$ make
$ make install
以上で終了です。